身近に役立つ東洋医学の発想術

東洋医学と易のユニークな発想で今日の一日をもうちょっとhappyに。

初体験、弓を射る

こんにちは。易占と鍼灸の仙亀です。


ひょんなきっかけで、弓道の体験をさせていただきました。

生まれて初めて弓の弦をひいたのですが、とても清らかで新鮮な体験でした。


ぼくの住む杉並区にも、弓道場がある神社があり、流鏑馬などの神事を目にする機会も持てるようです。

いまだ流鏑馬や間近で弓を引くところなど観たことはありません。


今回の弓道の体験は、高校生から弓の引き方を教えてもらうユニークな体験でした。

f:id:hakushindou:20170829203132j:plain


都内では珍しい弓道部のある高校で、今年のインターハイにも出場したのだとか。


全くの初心者であるぼくは、弓道場に入る前からさっそく手ほどきを受けました。

弓道場に入る時には左足から、出るときは右足から。


ふむふむとココロにとめて道場へお邪魔します。

手を腰に当ててすり足で歩かれる方々を目の当たりにすると、ココロがひきしまります。


最初に弓を構えるための所作を習いました。

f:id:hakushindou:20170826204040j:plain


足元のしるしの前で両足をそろえて左足を的の方へ開き、一度開いた左足に右足を添えてからあらためて右足を大きく開きます。

不思議と足元のしるしが自分の鼻の下にあります。


この足元のしるしが的までまっすぐですよ、というしるしになっているようです。

弓を引くための上半身のカタチを習うのですが、日常にない動きなので手取り足取り教えていただく高校生の方にされるがまま、なすがまま。

f:id:hakushindou:20170824231002j:plain


実際の弓を引く前に、ゴムでできた道具で弓を引く小手調べをさせていただきました。

左右に腕を開いていく時の非日常感は、カラダが忘れていたであろう新鮮な感覚をとりもどせた感じがありました。

練習用の道具で一度、弓の弦の手の離し方を習ったのですが、「絶対に的の方から目を離さないでください」という強い口調で高校生に念を押されました。

なんでも正面を向いてまちがって引いた弓の手を離すと、ほっぺたや鼻に勢いよく戻った弦があたり、大けがするとのこと。

なるほどと思いつつ、所作の一つ一つに油断がないなぁという印象。

 

f:id:hakushindou:20170812151315j:plain

いよいよ弓を持たせていただく折、ちょっと背の高めのぼくようにわざわざ背の高い弓を用意してくださいました。


なんでもあまり強くひくと弓が壊れてしまうのだとか。

意外と繊細な道具。

f:id:hakushindou:20170818211006j:plain


先ほど習った手順で歩幅をとりお作法通り弓をひきました。

弓の弦は思ったよりも軽かったので、遠慮なくひくことができました。

弓を引いたままの状態で、矢を弓の弦にはさんでもらい、射る準備完了。

f:id:hakushindou:20170826204211j:plain


矢を右手で持つのではなく、つまむのでもなく、構えた右手の上にのせる、というのを初めて知りました。


弓を引いたままの状態でいくつか説明を受けているとき、意外と弓を引いたカラダの状態が適度に張りをたもって心地よかったのを覚えています。

3,2,1、はなて!

で、弦に引っ掛けておいた右手の親指をひらくと、勢いよく矢が的にむかって飛んでいき、みごと(?)的のはるか上に命中しました。

なんでも、形がよかったからうまく飛びすぎたのだとか。

f:id:hakushindou:20170811205436j:plain


弓を射る前にもう一人の高校生の方が、後ろからもう少し下へ、と指示してくださったのですが、弓が放物線状ではなくまっすぐ飛んだため、的の上に当たってしまったそうです。


弓を射た後もお作法がいろいろあるのだそうですが、すべて高校生二人がかりで後のお片付けまでしてくださいました。


たった一度、弓を引くということを体験するだけで、新鮮な体験をさせていただき、日本の伝統ある武道の世界にある型の大切さを思い知ることができました。

f:id:hakushindou:20170812203043j:plain


弓を引いたあと、高校生の方に「どうやって的を目がけるのか」たずねたところ「感覚です」という率直な答えが返ってきました。

なるほど、弓には得に照準をあわせるような仕掛けもなく、足元のしるしと普段の自分の構えのカタチを整えて、あとはその日の感覚で的を目がけるのかと。


もうちょっと奥深い話まで聴いてみたかったのですが、さわやかで凛とした高校生二人組は、つぎの弓道体験者の元へ行ってしまいましたとさ。

f:id:hakushindou:20170812150953j:plain


昨日出かけた都内の高校の文化祭にお邪魔した時の一コマでした。