身近に役立つ東洋医学の発想術

東洋医学と易のユニークな発想で今日の一日をもうちょっとhappyに。

憂鬱な秋口は「Ska vi fika?(スカ ヴィ フィーカ?)」

こんにちは。易占と鍼灸の仙亀です。


秋の夕暮れ、気持ちが落ち込む人が増える時期です。

ココロもカラダも物悲しくなると、ため息や憂鬱が気になります。

鍼の施術でもそんな気持ちの落ち込みと、日常の悩みを抱えてお越しになられる方々とのご縁も増えています。

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ため息をつくのは、カラダがひと息つきたい休憩の欲求です。

気持ちが憂鬱なのは、身の周りや過去の記憶のココロの確認作業です。


施術を受けにお越しになられる患者さんたちは、鍼の施術やお灸の時間に、そんなココロとカラダのせつない気持ちを吐き出して過ごされます。

 

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さて、ぼくの周りには北欧の国々が好き、という方々が複数いらっしゃいます。

今年に入り、数人の方々がすでに北欧にお出かけされています。

みなさん、お出かけされるたびに新発見があるのだとか。



聞いている話を頼りに、北欧の国々をいろいろイメージします。

そして、イメージのベースは映画「かもめ食堂」。

かもめ食堂 [DVD]

かもめ食堂 [DVD]

 

 北欧を舞台にしたカフェの日常の物語。

じつはぼくが作品を拝見したのは、知り合いの方からお借りした「DVD」。

メイキングのディスクも入っていて、フィンランドの街並みや様子を垣間見ることができました。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

 

 
素敵な国だなぁ、という印象があったのですが、ぼくが気にいったのは「国の空気感」。

すごくゆっくり時間が過ぎていくような感覚がありました。

実際に足を運んでみないと、その感覚が正しいかどうかはわかりません。

でも、北欧スウェーデンでは「Fika(フィカ)」というお茶の時間を積極的に取る習慣があるそうです。

単なるコーヒーブレイクではなく、「フィカ」という積極的なお茶の時間。

 

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ちょっと調べたら、「フィカ」のお作法のようなものがあるようです。


『準備するもの』

・コーヒー(スウェーデンの人はコーヒー好きなのだとか)、あるいは紅茶(飲み物は何でもよいそうです)

・おかし(シナモンロールやジンジャークッキー、ほかサンドウィッチなどなど)

・おしゃべり相手(ひとりの時間もいいですが、おしゃべりできるといいのかと)


『フィカの時間』

・午前中のお仕事の後(そのあたりの空いた時間、かな)

・午後3じくらい(これもあいまい)



コーヒー片手にお菓子をつまみながら、ひととの対話を楽しむ時間を仕事よりも大切に持つ、というくらい習慣となっていると紹介されていました。

※現地のフィカを観察しに、やはりスウェーデンには一度足を運ばないといけないなぁと、ひそかに渡航を決意してみました。

 

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忙しい日常を駆け抜ける日本の現代社会。

一日の終わりに晩酌や飲み屋さんへ立ち寄るなどが、一般的な人と打ち解けることのできる時間なのでしょうか。

下戸のぼくにはちょっと敷居が高いですし、長話になるとちょっとくたびれるかも、です。

その点、フィカはだいたい15分くらいで切り上げるとのこと。

下戸のぼくでもコーヒーや紅茶は好きですし、15分という息抜き程度の時間であれば、その前後の仕事の作業効率も上がりそうです。

 

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『ぼくなりに考えるフィカの効能』

・お茶の効用:気分の転換と呼吸とカラダのリフレッシュ

・おしゃべりの効用:意志疎通やコミュニケーションだけでなく、ブレインストーミングのよい機会

・お菓子の効用:これを目的に集まりやすいし、話題を広げるよいツール

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北欧の人はお菓子作りが上手なのだとか。

フィカの習慣があれば、それはよくわかります。

 

「幸福度の高い国」として北欧の国々は上位を占めています。

豊かな自然に囲まれて、福祉に力を入れている国だからというだけでなく、少しでも幸せを感じる時間作りの習慣を持ち続ける工夫があるからなのかと思いをはせます。

 

じつはぼくの祖母も、一緒に暮らしている頃には午前10時に「お10時」と午後3時に「お3時」に、家にいる人みんなを集めてお茶とお菓子を囲む時間を、半ば強制的につくっていました。

強制的にといわれても、お菓子の威力にひきよせられて着席することになります。

祖父母や母とお茶を囲みながら、たわいない会話をするのですが、大人の会話を耳にする機会にもなりましたし、世間の話題をこんな時間に「ふ~ん」と思いながら聞いていたことを思い出します。

 

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何となく物悲しくなる秋口。

ぼくの家族も朝はなんとなくけだるそうだし、学生の娘たちは試験前ということもあり、帰宅後もちょっと元気がありません。

家族のスケジュールを考えると、フィカの時間を無理なく過ごすには、午前も午後も夜もちょっとむずかしそう。

今日の夕食時、かぞくみんなにフィカのことを提案してみたのですが、意外と話題が盛り上がり、さっそく明朝いつもより1時間早く起きてフィカの時間をつくってみよう、ということに。

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そんなわけで、ひさしぶりに夕食後の片付けの時間のスキマをぬって、明朝のフィカのお菓子作りとばかりにクッキーを焼いてみました。

出来栄えと次回のクッキー作りのヒントをもらいに、明朝のフィカの時間を楽しんでみようかと思います。

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文・行・忠・信そして楽、今日のお昼のブログの論語の言葉をちょっと実践してみようかと。