身近に役立つ東洋医学の発想術

東洋医学と易のユニークな発想で今日の一日をもうちょっとhappyに。

表のおしゃべりと裏の対話

こんにちは。易占と鍼灸の仙亀です。


鍼の施術を受けに来られる方で、「このつらいカラダ、なんとかして!」と訴えられる方がいらっしゃいます。

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仕事柄、もちろん「yes」とお答えしますが、半分は「うそ」です。


鍼灸師は眼の前のおからだの回復のお手伝いをするのがお仕事です。

回復力が空回りしているとき、その方向づけを鍼やお灸を用いてリードするわけですね。


盲人ランナーの伴走役が鍼灸師、というところでしょうか。

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そんな鍼灸師は、カラダのことに精通していて、もっとも効率よく効果的に体調が回復していく道筋を知っているわけです。

そんな説明を患者さんにはしています。

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でも、半分は「うそ」です。

人のカラダはいつも同じ条件ではないですし、回復力も回復の意欲も常に一定というわけではありません。

だから、鍼の施術の折、常にいつもどおりにリードすることができないこともあります。

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ぼくの鍼の施術は、一応の目安の時間があります。だいたい45分。

1時間はかからないようには、配慮しています。

可能ならば30分くらいが、負担にならなくてよいかなぁと。

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患者さんのカラダの回復力が弱っているとき、鍼の施術が負担になることがあります。

そんなときは手加減して、施術の刺激を減らしたり時間を短めにおこないます。

回復するよりも休むことを優先することで、あらためて回復力がたかまるのを待った方が良い場合ですね。

寝不足や過労や無理の後、病後や産後などは、そんな回復力が目減りしている目安でしょうか。

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回復意欲が高まらないときは、逆に施術の時間が長く必要なことがあります。

カラダが興奮して活動することに集中している状態では、鍼の施術の刺激が行き届きません。

まずはカラダの興奮が収まるように、回復に集中できるように気が散っている「元気の向き」をコントロールするわけですね。

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時々受ける患者さんからのご質問。

今日はいつもよりも長くやってもらった?

なんでいつもより短いの?

施術時間が長いと喜ばれますが、短いと休養が必要な旨をご説明します。

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カラダの状態をいつも確認して、患者さんのカラダと対話しています。

いつも回復する準備万端で施術するわけではないので、カラダとの対話は大切。

患者さんとおしゃべりをしながらも、ちゃんと手当てを通してカラダと向き合い対話もしてます。

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気持ちとカラダが回復に集中する時、おしゃべりがなくなるのは、良い目安かな。

回復するって、気持ちも気の流れもカラダに向き合う時間になるのかと。