身近に役立つ東洋医学の発想術

東洋医学と易のユニークな発想で今日の一日をもうちょっとhappyに。

映画「ダンサー」を観て、身体性を思う

こんにちは。易占と鍼灸の仙亀です。


映画「ダンサー(邦題:ダンサー セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣)」を観てきました。

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公式サイト

 

映画を観ての率直な感想は、「すごかった」、です。

英国ロイヤル・バレエ団で史上最年少男性プリンシパル(19歳)となり、2年後、人気絶頂の中の突然の退団をされたドラマチックなバレーダンサーのドキュメント映画でした。


天才ゆえの苦悩や家庭環境の問題、バレーダンサーとしての重圧など、ひとびとから注目を浴び続ける若者の激動の人生の歩みを示した、とても見ごたえのある内容でした。

 

ぼくはドキュメンタリーの映画が好きで、ときどき映画館に足を運びますが、数年前、ロシアのロストロポーヴィッチというチェリストのドキュメンタリーをみたときは、演奏のシーンなど著作権の関係からなのかほぼカットされていて、残念な思いをしました。

かれの一見大胆な演奏から奏でられる正確で繊細な演奏を、スクリーンで見てみたかった。


今回の「ダンサー」では、幼い主人公の記録映像から、世界で注目を浴びた「Take me to Church」という楽曲のミュージックビデオに登場したセルゲイ・ポルーニンの映像まで、ふんだんに彼の踊る姿がスクリーンに登場しました。

 

作品を観ていて感心し続けてしまったのは、セルゲイ・ポルーニンの身体性。



立場や様々な葛藤や苦悩は、鍛え磨き上げ続けているカラダからあふれ出てしまうほどのエネルギーが、生み出してしまっているものなのではないかなぁと思います。

東洋医学では、こうした湧き上がってくるエネルギーの源を感情にあると考えます。

イライラしたり、怒ったり、物に八つ当たりするのではなく、踊り続けることで鍛え抜かれたカラダから湧き出るようにあふれ出る感情のエネルギーを発散し続け、それでももてあましていまうエネルギーが、メディアを注目させてしまうほどの「奇行」へとつながっているのではないかなぁと。

アーティストとよばれる人たちは、とてもユニークな身体性をもっています。

ユニークなカラダのひずみが、豊かな発想や表現する発射台になっているのではないでしょうか。



映画は、ダンサー セルゲイ・ポルーニン のしゃがみこんだ姿勢での荒い息づかいから始まります。

邦題にある「世界一優雅な野獣」の圧倒的な勇姿を85分という凝縮した時間で、ぼくの感覚出来るところ全てで感じさせていただきました。


映画館を後にしても、ぼくの背筋がいつもよりもシャンと伸びていたのは、映画にあてられてしまったせいでしょうね。

日頃の自分のたたずまいも、ちょっと見直してみようかな。ダンサーみたいに。

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