身近に役立つ東洋医学の発想術

東洋医学と易のユニークな発想で今日の一日をもうちょっとhappyに。

草を食み、乳を出す

こんにちは。易占と鍼灸の仙亀です。


昨晩、何かの拍子でテレビをつけました。

夜の0:25~0:55 フジテレビで「トーキングフルーツ」という番組がやっていました。

www.fujitv.co.jp


古舘伊知郎さんとと日本史学者である磯田道史さんの対談でした。


番組の内容は他のことをしながらだったので、ちゃんと視聴していないのでほぼほぼ覚えていません。

そんなほぼほぼ番組に集中して観ていない中でしたが、対談の中で魯迅という中国の文学者が「私は牛のようなもので、草を食べて乳を出す」というようなことをおっしゃったのだとか。
※ほぼほぼ番組を見ていないので、間違っていたらごめんなさい。

紹介されていた「牛のように草を食べて乳を出す」という表現ですが、古文書のような難解な文章を漢字も読めない市井の人たちにわかりやすく昔の人の知恵を紐解いて伝える、という意味だそうです。

なるほど、難解で深読みする必要のある知識である「草」は、「牛」のようによく咀嚼して反芻して食べこなして、わかりやすいこなれた表現である「乳」にまで分解して、だれでも飲みこみやすい形にして伝えるということだそうです。



東洋医学の生活の知恵、おもに養生法や健康法、食事法なども、生活に根付かせてこそ役に立つものです。

ただその知恵は難解でたくさんの知識を持っていることも必要ですが、ひとを見立てそのひとにかなった養生法を導き出すという手間も必要になります。

ただ情報を伝えるだけでは、養生に取り組もうという意欲がわきませんから、よくかみくだいてわかりやすく実践しやすい具体的なカタチにしてそれぞれの人にかなった手段を伝えます。



昨日の番組を見て「ああっ、鍼灸師さんは「牛」にならないといけないねぇ」と思いました。

東洋医学の知識は多彩です。

えり好みしないで多彩に「草」を食むことで、「牛」である鍼灸師さんはよくよく吟味し咀嚼します。

場合によっては東洋医学の枠を超えたところに繁茂している「草」を探し求める必要があるかもしれません。



こうしてだれもが興味を持って味わってもらえるような「乳」として、東洋医学の知識や技術をたくさんのひとに役立ててもらえるようになるのが、ぼくの役目だと思います。

そもそも学ぶことが楽しい東洋医学

暑さ厳しい今日も、エアコンの効いた涼しい部屋で、味わい深い「草」を食んで暮らしているのだとさ。

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